歯周病治療について
歯がグラグラする。歯ぐきが腫れて痛い。歯を磨くと歯ぐきから血が出る。口臭がある。歯と歯の間にすき間がある......。
このような歯や歯ぐきのトラブルでお悩みの方はいませんか?
これらは歯周病の症状で、当院の患者さんの大半が、このような症状を訴えて来院されます。
レーザーを使った高度な歯周病治療
高度な治療で歯ぐきのトラブルを解決
歯周病は初期症状がなく、徐々に進行していくため、腫れや出血などの症状があらわれたときにはかなり深刻な状態になっています。
軽度であれば、歯周ポケット内にたまっている汚れや細菌をキレイに取り除くことで改善できます。しかし急激な腫れや炎症を抑えることはできず、それには高度な治療が必要です。
当院ではレーザーを使用した高度な歯周病治療を行っています。その効果は高く、歯周ポケット内にレーザーを照射して殺菌することで、歯肉の腫れや痛み、出血を抑えます。また急性の激しい痛みもわずか1~2日で解消します。
費用 | 1,000円~3,000円(税込) |
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※歯の数によって変わります。
歯周病はひどくなると歯が抜け落ちる怖い病気
歯周病はひどくなると歯が抜け落ちる怖い病気です。歯周病は歯周病菌が引き起こす病気で、40歳以上の日本人のうち5人に1人がかかっているといわれています。
歯に付着した歯石が歯周ポケット内部にたまると、歯周病菌により炎症が起きます。さらに炎症が広がると歯根膜や歯槽骨が破壊され、歯を支えきれなくなりグラつき始めます。
放っておくと歯の土台となる歯槽骨まで溶けていき、最終的に歯が抜け落ちてしまうことに。最近の研究では全身にも悪い影響を与えているとの報告もあります。
このように歯周病は恐ろしい病気ですが、早期発見・早期治療を行うことで大切な歯を守ることができます。そのためにも半年から1年に一度、定期健診を欠かさずに受けることが大切です。
こんなに怖い 歯周病とからだの関係
最近テレビや新聞などで"歯周病と全身疾患の関係"が指摘されています。すでにご存じの方も多いと思いますが、歯周病を治療せずにそのままにしておくと、からだに悪い影響を与える、と言うのです。
では一体、歯周病を放置しているとからだにどんな影響を与え、どんなトラブルを引き起こすのでしょうか?
糖尿病
血糖値が高くなり全身の免疫力が落ち、悪化するとさまざまな合併症を引き起こすこともある怖い病気です。
肥満
歯周病が起こす炎症が肥満を招く一因ともいわれています。また脂肪細胞により全身の炎症が起きているため、歯周病の炎症を悪化させやすくなります。
脳卒中
血液中の歯周病菌がアテローム性プラークを作り、それが原因で血栓が生じると、脳の血管に運ばれ脳卒中を発症します。
早産/低体重児出産
低体重児は体重が2500グラム未満で生まれる赤ちゃんをさし、未熟児ともいわれます。歯周病菌の毒素や炎症物質により母体の血液濃度が高くなり、子宮筋が収縮すると早産になる危険性が高まります。
誤嚥(ごえん)性肺炎
高齢者の死亡原因に多い肺炎で、口内細菌が唾液に混じって気道から肺に入ることで起こります。高齢になると口腔機能が低下するため誤嚥が多く、口の中に細菌が多いと誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。
これらはほんの一部にすぎません。もし歯周病の症状で思い当たる節がある方は、早目に当院にご相談ください。